シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトとは？おすすめはこれ！

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズはご存知ですか？

初期から発売されている「ワンデーアキュビューモイスト」などの従来型素材のコンタクトレンズよりも格段に目に優しいコンタクトレンズで、酸素を良く通し、乾燥しにくいのが特徴です。

シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズとしては、ワンデーアキュビュートゥルーアイやアキュビューオアシスなどがあります。

今回はシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズについて、現在発売されている製品一覧とその中でも特におすすめのコンタクトレンズを紹介します。

1dayタイプのシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズ

まず紹介するのが1dayタイプ（1日使い捨てタイプ）のシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズです。

一番有名なのが、初めて1dayタイプでシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを売り出したジョンソン＆ジョンソンの『ワンデーアキュビュートゥルアイ』ですが、現在は4種類までラインナップが増えています。

なお、表中の酸素透過率とは、コンタクトレンズが目に酸素を通す性能を示す値のことです。

従来素材は酸素透過率が10～40Dk/Lと低かったため、長時間の使用で目が酸欠状態となり、目の疲れや充血を引き起こし、目の病気になってしまうこともありました。

しかし、シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズは100Dk/L以上（酸素を98%～99%通す）のものがほとんどで目に優しく、目の疲れや充血、病気になることがほとんどありません。

おすすめ商品は？

1dayタイプで一番のおすすめは『デイリーズトータルワン』です。

酸素透過率が1dayタイプの中で一番高く、目の疲れを感じにくいコンタクトレンズです。さらに、独自のウォーターグラディエント技術によりうるおいたっぷりで装着感が良く、長時間つけていても乾燥感が全くないのがポイントです。

他のコンタクトレンズと比べて少し価格が高いのですが、快適なコンタクトレンズを求めている方にはぜひ試してみてほしい商品です。

デイリーズトータルワンの詳細は下記のページをご確認ください。

2week/1monthタイプのシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズ

次に紹介するのが、2week、1monthタイプのコンタクトレンズです。1monthは1製品しかないため、2weekとまとめています。

一番有名なのがジョンソン＆ジョンソンの『アキュビューオアシス』でどこの眼科・販売店でも取り扱っており、目に馴染みやすく扱いやすい製品です。

おすすめ商品は？

2week、1monthタイプで一番のおすすめは『バイオフィニティ』です。

他の2week、1monthのシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズはつけ心地が硬く、違和感を感じる人もいるのですが、バイオフィニティは素材に水分を多く含ませることでつけ心地を柔らかくしたのがポイントです。もちろん、うるおい感がたっぷりで乾燥にも強く、2weekタイプの中で一番評判が高く、一押しのコンタクトレンズです。

バイオフィニティの詳細は下記のページをご確認ください。

次におすすめするのが『アキュビューオアシス』です。

2weekタイプのコンタクトレンズで一番の売れ筋で、レンズにうるおい成分を組み込み、まぶたとの摩擦を減らすレンズデザインでつけている感じがほとんどないのが特徴です。UVカット機能がついており、紫外線から目を守ってくれるのもおすすめポイントです。

アキュビューオアシスの詳細は下記のページをご確認ください。

乱視用のシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズ

最後に乱視用のコンタクトレンズでシリコーンハイドロゲル素材を使用している製品を紹介します。

残念ながら乱視用のコンタクトレンズは種類があまり多くありません。

ネット通販で手にすることができるのは、2weekタイプのみです。直近で1dayタイプのマイデートーリックが発売されましたが、一部の眼科で発売されているのみであり、広く市販はされていません。

乱視用のコンタクトレンズはレンズの厚みを部分ごとに変える必要があり、加工が難しいのと乱視度数に応じてバリエーションを多く作る必要があり手間がかかるので、あまり種類が多くないのですよね。

おすすめ商品は？

乱視用コンタクトレンズで一番のおすすめは『アキュビューオアシス乱視用』です。

乱視用コンタクトレンズで一番酸素透過率が高い上に、乾きにくくはっきり見えると評判が良いのです。

他のコンタクトレンズは厚みがあり、つけ心地がそんなに良くないものが多いのですが、アキュビューオアシス乱視用は比較的レンズが薄く、つけ心地が良いのがポイントです。

アキュビューオアシス乱視用の詳細は下記のページをご確認ください。

シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズのメリットは？

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを使用するメリットは次の3点です。

• 酸素透過率が高く目に優しい
• うるおい感があり、乾燥しにくい
• 多少の昼寝も問題ない

酸素透過率が高く目に優しい

まずは酸素透過率です。従来素材に比べて4倍～10倍程度酸素透過率が高いため、目に酸素を十分に通し、目が酸欠状態となることがないのです。

目に酸素が行きわたらないと目が疲れたり、充血したりするのですが、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズでは目が酸素不足となることがありません。

コンタクトレンズは毎日使うものですから、目に優しく快適なものを使った方が良いですよね。

うるおい感があり、乾燥しにくい

次に乾燥感です。シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズはうるおい感があり、目が乾燥しないのが特徴です。

従来素材のコンタクトレンズは酸素を通すために水分を多く含む必要がありましたが、逆に素材自体に含まれる余計な水分とともに涙が蒸発して目が乾燥してしまうのが欠点でした。

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは素材自体に水分を多く含まなくて良い構造となっており、保水力があるため乾燥することがほとんどなく、長時間つけても違和感がないのです。

多少の昼寝も問題ない

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは裸眼時の98%～99%程度の酸素を通すため、昼寝しても寝起きに違和感を感じることが少ないです。

『コンタクトレンズをつけたままうたた寝してしまって、起きた時にレンズが目に張り付いて目が充血した』経験をした方もいますよね？

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズであれば多少の昼寝でも耐えられて、目の充血やレンズの張り付きがなくなります。

シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズのデメリットは？

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを使用するデメリットは次の3点です。

• レンズが硬い
• 汚れに弱く、レンズが曇る
• 洗浄液に注意が必要

レンズが硬い

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは質感がやや硬めで、中には違和感を覚える人がいます。

硬さが嫌でシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを使わないという方もいるぐらいです。

汚れに弱く、レンズが曇る

素材の性質上、脂質系の汚れに対して弱く、皮脂や油脂でレンズが曇ってしまうことが多いのです。

特に女性は化粧に含まれる油脂が原因で目をこすったときや汗が目に入ったときなどにレンズが汚れて白っぽくなってしまうのです。

目薬を差しても直らないことが多く、新しいものに交換するか洗浄液で洗浄する必要があります。

洗浄液に注意が必要

シリコーンハイドロゲルの2week、1monthタイプのコンタクトレンズを使用する場合、使用する洗浄液には注意が必要です。

ひとつの液で洗浄、すすぎ、保存、消毒できるMPS（レニュー、コンプリートなど）では十分な洗浄が出来ずに汚れが残ってしまったり、変形してしまうことがあります。

シリコーンハイドロゲルの洗浄液としては、過酸化水素系のAOセプト、コンセプトワンステップなどの洗浄液を使うようにしましょう。

まとめ

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは性能が良く、目の健康を考えるならばこれしかないと言えるほどです。

種類も揃っているので自分に合ったコンタクトレンズをつけるようにしてください。

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを使えば、目の疲れや乾燥から解放されて、快適に過ごせるようになります。

価格が高いコンタクトレンズもありますが、当サイトのおすすめ通販サイトから購入すればかなり安く購入することが出来ます。ぜひ試してみてください。